7.津野式水上滑空機

1.諸元表

  
津野式水上滑空機 諸元表

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  ↑航空朝日2巻1号56ページより

2.図面

  上記の諸元表と共に掲載されています。

3.写真

  津野式水上滑空機 写真
  

 その1

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   その2

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  ↑裏書

 

 その3
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  その4

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  その5
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   その6
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                 出典 小森郁雄寄贈アルバム


4.その他

  津野式水上滑空機 記事
 http://www.vsha.jp/photo/suijoukakkuuki_-doituno-0.jpg 

   すでにドイツでは盛んに研究されていた水上滑空機です。その
  解説が日本で公開されています。津野藤吉郎もこのような情報
  に動かされたのでしょう。彼は大阪堺水上飛行学校に関与して
  いたことが幸いしています。

  『水上滑空機報告書』 表紙

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   ↑津野藤吉郎による「水上滑空機報告書」の表紙です。全20ペ
    ージに及ぶ「軽論文」式の報告書。


 
   
第1ページ

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↑「水上滑空機報告書」の1ページ目です。当時のタイプ印刷で
   仕上がっています。

  出典 航空朝日小森郁雄寄贈資料より



◆本部の独り言◆
津野式水上滑空機は滑走船艇の引索で間違いなく水上離水、滑空、旋回、着水とその航程は試験飛行で立証されています。ところが残念ながらその写真はほとん ど無いのです。ここは皆様のご協力をお願いしたいところです。津野式水上滑空機の試験飛行記事はホームページ「滑空史年表」の昭和17年1月~4月版をご 覧ください。
 

◆本部研究内容
この機体を公開するに当たり通常の調査で取りかかりましたがなんと諸説プンプン。いろいろな記述があってかなり表現が違う。大阪の島本真に相談を持ち込ん だとき「堺水上飛行学校」の関係者や津野藤吉郎と親交があった滑空士を紹介いただいた。ここでさらに情報が食い違ってきた。今回水上滑空機に疑問もちはじ めたのが下記データーであった。

         「美津濃式2600型」 諸元表

http://www.vsha.jp/photo/Ceco-tuno-syogen.jpg



         「裏に添付の図面」
http://www.vsha.jp/photo/Ceco-tuno-aozu.jpg
この諸元表が出たおかげで問題が始まり問題は複雑を呈
することになってしまった。
ところで滑空機の解説文献書にはどのように描かれてきたのであろうか。

1、滑空日本写真輯 22~23ページ
  (水陸両用グライダーという表題のもとで「空研式2600型」という
   記事がある)

2、世界滑空機年報 87ページ
  (空研式2600型とある。しかし三面図の翼端フロートの位置が写
   真と違う。)

3、朝日新聞.航空朝日 2巻1号56ページ
  (三面図,諸元表、津野藤吉郎氏記事あり。「2600型水上滑空
  機《天風28号》とタイトルあり。フロートの位置が写真と異なる)

4、朝日新聞 航空朝日 2巻9号 30~31ページ
   (空研式2600型水上グライダー、東京滑空機研究所とある)

5、朝日新聞 航空朝日 2巻11号 12~13ページ
  (滑空中の機体写真には翼端フロートが無い、まさか着脱式?)

6、航空朝日編集委員小森郁雄個人写真集 10巻2-12
  (津野藤吉郎君 空研式2600型 昭和16年7月の説明あり)  
 
7、小森郁雄出典写真 裏書き
  (津野式水上グライダー 昭和16年~17年小森のペン書きあり) 

8、日本のグライダー 川上裕之著 190ページ
  (津野式水上グライダー「このグライダーは空研式2600型という名
  称もありますが、命名の理由がわかりません。と書かれる)

9、日本のグライダー史 佐藤博.木村春夫共著
  (104ページ、227ページに津野式水上グライダーとある)

いかがでしょうか。これだけの情報を抱える水上滑空機です。どこにも

美津濃が関与する記述が出てきません。でも例の諸元表はかなりの

航空関係者の手記と感じられますが、この情報はいかが処理すべきか。
美津濃にも聞いておきましょう。

                
調査は松本陽一、記載責任は河辺新一